町家のはなし「下地窓・京唐紙・雪見障子」

ちりばめた、歴史のこだわり~町家のはなし~

京都一の傳本店・2階「下地窓・京唐紙・雪見障子」

「京都一の傳 本店」の2階に見られる、町家の特徴をご紹介いたします。
町家の雰囲気に包まれながら、ゆったりとお食事・ランチをご堪能ください。


【下地窓】 京の侘び・さびが見える

和風窓の一種で、名前のとおり壁を塗り残したままの下地(骨組みの割り竹や木舞竹)がわざと見えている窓のことを指します。「茶室」や「数奇屋造(すきやづくり)」などに用いられていました。
内側に窓障子が取りつけられて、柔らかな光が入るような創意工夫がしてあるものもあります。

【下地窓】 京の侘び・さびが見える


【京唐紙】 襖にも遊び心を

唐紙とは、元々奈良時代に中国・唐(とう)から伝わった細工紙(さいくがみ)のことでしたが、室町時代にお寺や茶室などの襖(ふすま)に使われるようになり、襖紙(ふすまがみ)そのものを唐紙と呼ぶようになりました。
最近では、壁や天井の他、屏風や小物などにも広く利用されており、優しい京文化を感じることができます。
京都一の傳 本店内には、この京唐紙が何種類か使われております。お越しの際にはぜひ、さまざまな種類の京唐紙をお楽しみいただければと思います。

【京唐紙】 襖にも遊び心を


【雪見障子】 優美な心が映る

「雪見障子」とは、紙張り障子の人が座った目線の高さにガラスをはめ、その室内側にさらに上下にスライドする紙貼の小障子(孫障子)が付いたものです。地域によっては「摺り上げ障子」と呼ばれます。京都一の傳 本店店内では室内にしつらえておりますが、実際はもちろん、外の景色を眺めるために使われます。
部屋に居ながらにして庭の景色を眺められる、町家の知恵と趣を感じさせる建具です。

【一文字瓦】 一分のくるいも許されない職人技