京だより 近隣探訪 誓願寺

誓願寺

「京都一の傳」本店から北東方向に足を伸ばせば、アーケードの開けた先に、浄土宗西山深草派の総本山「誓願寺」がたたずんでいます。

誓願寺
ここは謡曲『誓願寺』の舞台としても知られています。
曲中に歌舞の菩薩となった和泉式部が出てくることから、誓願寺が芸道上達の寺として崇拝されるようになりました。
本堂の傍らにある「扇塚」には、芸道上達を祈願して扇子を奉納する信仰が今も受け継がれています。

また誓願寺は、落語発祥の地とも伝えられています。第五十五世住職:安楽庵策伝上人が、教訓的な笑い話を千余り集めた『醒睡笑』を書き上げました。これが後に落語のタネ本となり、策伝上人は「落語の祖」と呼ばれています。

誓願寺

今でも関西地方の芸人たちが、この寺で練習会を開いています。毎年十月に営まれる奉納落語会には、多くの落語ファンが訪れます。


習い事や芸事に縁が深い寺院。関心のある方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

2009年7月更新


  • アクセス…阪急電車京都線「河原町」駅下車、徒歩6分
    (「京都一の傳 本店」より南東に徒歩7分程度)
  • 拝観料…境内自由
  • 所在地…京都市中京区新京極通り三条下る桜之町453

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