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京だより 近隣探訪 火除天満宮
京都一の傳 本店から四条通りを東へ歩いたところ、百貨店のビルが立ち並ぶ四条寺町の交差点の南に「火除(ひよけ)天満宮」があります。

筑紫国(福岡県)の戦乱を逃れるため、一人の老神官が大宰府より菅原道真の像を背負って京都に入り、六角通の周辺に祀ったのが始まりといわれています。
慶長2年(1597年)、そこから現在の四条寺町の地に移されたといわれています。
商業ビルの一角に鎮座しているという珍しい神社ですが、その名に因んだ逸話をもつ場所でもあります。

元治元年(1864年)の「蛤御門の変」で、市中は戦乱の炎に包まれました。
北は一条通から南は七条通まで、27,000世帯を焼き尽くした大火災だったそうですが、ここ火除天満宮の周辺だけは類焼を免れ、焼け残ったと伝えられています。
また、明治以降も三度の戦火に見舞われましたが、不思議と火除天満宮周辺の一帯は火難を逃れたといわれています。
それゆえ、学問成就とともに「火除の神」として、今でも多くの人々から信仰され続けています。
京の人々の暮らしを静かに見守り続ける「火除天満宮」に、ぜひ一度、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
2009年5月更新
- アクセス…阪急電車京都線「河原町」駅下車、徒歩5分
(「京都一の傳 本店」より南東に徒歩7分程度)
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